| 柘 - あかね -
大変硬くて程よい粘りを持ち、捺印性もよい。本柘に近い品質で、代用材と利用される印材。 |
| 本柘 - ほんつげ -
天然木材系の中では特に緻密な材質を特徴とし、適度な硬さと あいまって印材としてはとても優秀。鹿児島産の薩摩本柘。 |
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| 彩華 - さいか -
北方寒冷地で産出されるバーチ材(真樺)とフェノールレジン (樹脂)を高圧加熱処理することにより、木のぬくもりを保ちつ つ天然木より耐久性に優れ、歪みやひび割れに強い印材。独特の風合いにある木目と暖かい色合いが特徴。 |
| 白檀 - びゃくだん -
爽やかな甘い芳香が特徴的で優美な気品高い香木として利用されている。 木材系の印材の中では耐久性の良い実印素材です。硬さがあり、繊維が 細かく緻密性も高いのが特徴。 現在ではインド政府によって伐採制限・輸出規制が入り、輸入が非常に 難しく希少価値が高い印材。 |
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| 黒水牛 -くろすいぎゅう-
水牛の角から取れる印材。弾力性に恵まれ、彫りやすさ、耐久 性などに優れている。芯の通った中心の部分の、芯持(しんもち) という部分で、さらに角の先端にあたる部分を使用した、印面 側の芯の小さいものがもっとも良質。 |
| 牛角 - うしのつの -
オーストラリアやアフリカで飼育されている陸牛の角を印材に加工したも の。色味に個性があり、縞模様や斑があるものを【色】、淡色のものを【白】 と呼んでいる。【色】は天然素材であるため同じ模様は存在しない。模様のな い淡色が高級とされており、上質な印鑑の頭には点のような芯持ち材のしる しの模様がある。黒水牛より粘り気が強く耐久性に優れている。 |
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| チタン - ちたん -
錆びることがなく、耐食性に優れた金属。耐熱性、耐磨耗性に 優れ、欠けにくく変形や歪みもないので半永久的に使用できる。 朱肉が均一に付着して、印肉の付き、肉離れが良く捺印性も優 れている。 |
| 琥 珀 - こはく -
樹木が長い間地中で堆積して出来た樹脂の塊。『人魚の涙』とも言われている。樹木の樹脂が長い年月をかけて固化することで、美しい琥珀と変化。大量生産できないので、希少価値が非常に高い素材です。樹脂の不純物が少なければ少ないほど、透き通った透明感が美しいものとなります。象牙と肩を並べる高級印材です。 |
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| 屋久杉 - やくすぎ -
屋久杉とは、『世界自然遺産』の島、屋久島に自生する樹齢1,000年以上 経過したスギの大樹のこと。現在、使用が許されている屋久杉は江戸時代に伐採され、今に残る土埋木、倒木、切り株のみとなっています。鹿児島県内の屋久杉取扱認定業者より入手した屋久杉材を原材料として 使用しており、とても希少性が高く貴重なものです。屋久杉独特の細かな美しい木目と茶褐色の高級感溢れる光沢。太古の生命を宿し、「神が宿る木」と古(いにしえ)より崇められている屋久杉の美しさが堪能できます。 |
| 智頭杉 - ちづすぎ -
智頭杉とは、鳥取県八頭郡智頭町産の杉材で、その美しい木目は古くから奈良の吉野杉と並んで高く評価されています。 その智頭杉の木工加工品を作る際に産出する端材を再利用しており、環境対応型の印材です。圧密加工という特殊技術を用いることで、印材に必要な耐久性・捺印性を実現。本柘同等の強度を持ち、捺印性にも優れています。※圧蜜加工・・・天然木を高温高圧で圧縮 |
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| カーボン - かーぼん -
カーボン(炭素)はダイヤモンドを構成する素材でもあり、鉄の4分の1の軽さでありながら、強度は鉄の10倍もあり、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、電導性 に優れた金属に代わる注目の素材です。黒くシックな仕上がりで光が反射する角度によって繊維が異なる輝きを放ち、スタイリッシュな装いで大人らしい高級感溢れる印材です。 |